上の絵にある水色の部分が椎間板です。
この椎間板たっぷりの水分が主成分なんです。
まるでお菓子のグミのような弾力性に富んだものです。
椎間板はこの弾力で体重や歩いたりジャンプしたときの衝撃や
体重の負荷を軽減するために必要だったり、
椎間板があることで上半身がいろいろな方向に動くことができるんです。
ヘルニアは上の絵の右側にある、髄核が飛び出てくることを言うんですね。
ヘルニアの原因はいろいろあるのですが、
若い時は強い衝撃や何度も繰り返す無理な運動によってなることが多いです。
だんだん年齢を重ねていくとこの椎間板の水分量が減っていき
弾力性が弱くなっていき髄核が強く圧迫されると飛び出てくるんです。
腰椎椎間板ヘルニアが原因の腰痛は腰痛原因全体の7%くらいで、
今現在ではよほど痛みやしびれ歩行障害がない限りは手術をしないようです。
上の写真はMRIの画像です。
腰椎椎間板ヘルニアの方の画像です。
ヘルニア自体は3歳ころから変性が始まっていることが発表されていますが、
ヘルニアがあっても痛くもしびれも無い方が多いのも事実です。
ヘルニアは悪さをしなければ手術をしなくてもよい場合が多いんですね。
なのでご自身のヘルニアの状態がどういう状態かを
担当の先生とじっくりお話しする必要があるんですね。