多くの方が勘違いされているのですが、
ストレッチと筋力トレーニングを同じだと思われている方が多いです。
ストレッチは筋肉を伸ばすことで筋肉を柔らかくして血行を良くし、
関節の動きを良くすることです。
筋力トレーニングは筋肉を縮めることで筋肉の細胞を大きくすることです。
メディカルストレッチとは私が整形外科リハビリテーション科勤務時代に考え出した、老人でも安全確実にストレッチができる方法です。
私が施術中に行うメディカルストレッチと
患者さまがご自身でご自宅でやっていただくメディカルストレッチがあります。
メディカルストレッチを行うことで関節の正しい動き、関節の遊びを作ったり、
関節の動く範囲(関節可動域)を広げる訓練・指導をおこないます。
ストレッチは筋力トレーニング同様自己満足に陥りやすいものです。
正しい方向正しい角度で行わなくては筋肉を伸ばすことはできません。
メディカルストレッチをやるメリットとしては、
筋肉を伸ばすことで筋肉内の血行を良くする。
関節の動く範囲を広げることで、同じ筋肉ばかり使うことなくその関節にかかわる
様々な筋肉をまんべんなく使うことができる。
筋肉の使い方を分散できれば体に疲れが出にくく、
メディカルストレッチをすることで血行が良くなり疲れが早く取れる。
変形性ひざ関節症でひざが曲がってしまった方、
四十肩・五十肩、夜中や朝方に足がつりやすい方の症状や
関節の動く範囲を広げたり、ひざを伸ばしたり曲げたりすることで
正しいひざの動きを体に教えてひざ痛の軽減を図ることができます。
ただし、メディカルストレッチは日々の継続が一番肝心です。
私だけではなくご自身の努力も必要になることがありますが、
あなたの努力は無駄になりません。